まんがタイムきららMAX 2018年12月号感想(前編)

まず最初に、来月号まんがタイムきららMAXは、タツノコッソ先生「社畜さんと家出少女」春雨先生「魔王城ツアーへようこそ!」の一挙2作品が新連載センターカラーで登場。
前者は2018年9月号~11月号ゲストで掲載された作品。温かみのあるゆゆ式的な味わい深い絵のタッチ、読むものを引きずり込み感情移入させるストーリー、そして百合の尊さ。新連載昇格は嬉しい。
後者は告知を見る限り「JKすぷらっしゅ!」の作者様の、ゲスト連載を通さない直球新連載である。前の記事ではゲストを通したほうが─と書いたが、こちらに関しては贔屓が入っているかもだが、前作JKすぷらっしゅ!の絵、ストーリー、そして毎回際どい水着というキーワードだけで十分読み応えのある作品が今回も期待できると思う。惜しくも2巻で完結したが、この上ない綺麗な有終の美だったと思うし、社畜さんと家出少女と並んで楽しみな作品が増えたと確信している。
悲しい報せも多い今月きららMAX。前向きに来月を期待すべきではあるのだが──

[まとめ買い] JKすぷらっしゅ!
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まんがタイムきららMAX 2018年 12 月号 [雑誌]
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ご注文はうさぎですか?


今月号表紙にして巻頭カラーの本作。結局別の駅で降りたココアとチノ。
そういや国立西洋美術館でルーベンス展やっているが、アントワープ聖母大聖堂に飾られたルーベンスの絵を見たかのごとく駅舎のステンドグラスに射し込む神々しい景色に不機嫌さも吹き飛ぶチノ。なんとか移り気で迷子になりかねないココアをサポートしつつ目的地に向かおうとする。
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チノがス○バに喧嘩売る某Twitter漫画思い出してしまった。訴訟

なんだかんだで苦闘しながらリゼたちに合流しようとする二人の前に現れた、先々月に登場したあの二人組の女の子達。これ以上ココアに任せるとロクなことにならないというのか人見知りしやすいチノが案内を買って出、ようやく到着(あの二人組の目的のホテルはココア達の泊まるホテルの隣だった)。
そしてココアとチノを出迎えたリゼ達だったが──

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ご注文はうさぎですか? (7) (まんがタイムKRコミックス)

きんいろモザイク

うそつきブラザーズたちが「まじょっ子ぷりずむ」のコラボカフェに連れて行ってほしいというので一緒に行く受験生の陽子。そこに現れた日暮香奈の妹、比奈(名前あったんだ)。つまりそういうことである。アニヲタの姉と一緒に来たのである。
まじょっ子ぷりずむのキャラがアリスやカレンっぽいのはともかくなんとなく不思議な空気に包まれながらカフェを楽しむ陽子や香奈たちだった。

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しかしここで終わらないのがきんモザ。陽子と香奈の前に突然現れたSBJKモード全開の綾、そして穂乃花、シノアリスカレン。彼女たちが陽子たちの後を追って来た理由は別に書かんでも全国1000万人のきんモザファンならお察しだと思う。いやークソレズとそれに気づかない鈍感キャラっていいですねー(尊さ台無し)

ぼっち・ざ・ろっく!

掲載順位は過去最高の3番目。本作の今後の展開に期待していきたいが、期待はあらゆる苦悩のもとともシェイクスピア先生は言っている。この順位でも安心できないのが過去のきららMAX連載作品の傾向である。

どうびじゅの桃音みたいな格好しているドラマーの虹夏とギターの喜多は後藤ひとり(通称ぼっちちゃん)の家に遊びに行く。盛大におもてなしが滑ったぼっちちゃんであったが、対照的に妹の後藤ふたりとわんわんおのジミヘンのコミュ力の高さが光る。
今日の目的はバンドのTシャツの柄を決めること。しかし中世魔女狩りへのトラウマか全体主義への恐怖か優勝とか一致団結とかいう言葉に震え上がるぼっち。まあアイマスじゃないからね仕方ないね
しかし美容院にも行けず前髪を上げるだけでしおれてしまうぼっちに、残酷にも迫る明後日のライブ。果たしてこんなんでいいのか。鷺沢文香じゃないからね仕方な(ry

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タベモノガタリ


掲載順位は過去最高の4番目。2018年12月26日に単行本1巻発売予定。ただし来月は単行本編集作業で忙しいのか休載が確定している。orz
久しぶりに登場のツインドリル頭の鞠井杏菜。理事長の娘のくせに庶民部でも属しているのかファミレスで注文しているところをいつもの三人組に見つかってしまう。
相変わらず容赦のない三人組となんとか格上であることを見せようとしてことごとく滑るツインドリルの会話がおかしい。そしてフランス文化に憧れるツインドリルにとどめを刺すサラっちょであった。しかしこの作品の只者ではないところは、容赦なく死体蹴りをかますところである。果たしてツインドリル鞠井杏菜が味わった屈辱とは、それは本作をじっくりご堪能ください。

タベモノガタリ 1 (まんがタイムKRコミックス)
タベモノガタリ 1 (まんがタイムKRコミックス)

私を球場に連れてって!

単行本1巻が発売されてだいぶ経っているとはいえ相変わらず掲載順位が上位なのは嬉しい。でも期待はあらゆる苦悩のもと(以下略
(おそらく)神宮球場に来たタマちゃんたち三人。シーズンオフ、少年野球の試合があるというので観戦に来たのだが、そこでタマちゃんは昔父親に連れられてオールスターの試合に観戦に来た11年前(当時2006年)思い出を語り出す。その時のタマちゃんの前で(他球団である)西武とソフトバンクのことで喧嘩している女の子二人、後のレオナとファル子である。そしてレオナと一緒に来た近所の高3のお姉さん(後の猫子のカーチャン)。なお言い忘れたけどファル子は当時はまだ福岡在住で、ファル子と言い争いしているうちに迷子になったという設定。
そんな偶然というのはさておき、この頃から彼女たちの性格は変わらないようで。今やっているCSの試合経過を見たらまた喧嘩が起きそうである。

私を球場に連れてって! (1) (まんがタイムKRコミックス)
私を球場に連れてって! (1) (まんがタイムKRコミックス)

サジちゃんの病み日記

単行本1巻絶賛発売中。橋口メロの生中継から始まる今月号の本作。後ろにやばい奴が映っている(ただし以前とは違う理由で来たらしい)。最初のうちメロはそれを知らずに呑気にホラーゲームの実況をしていたのだが……

(ユーチューバーにとっては)当たり前だがどんな理由でも生中継のほうが大事なのでなんとかごまかそうとするメロ、そしてメロによって無理やり小悪魔っぽい服装にコスプレさせられるやばい奴ことサジちゃん。キャラットで連載しているとある作品に出てくるアルマディエルさんを思い出したのは内緒だ
そしてなんだかんだでホラーゲーム怖さに頭を打ち血を流し気絶したサジちゃん。動画配信は無理やり終了したがその一部始終をじっとみていた、サジちゃん以上にやばいあの女。

エクソシストと首輪の悪魔 (1) (まんがタイムKRコミックス)
エクソシストと首輪の悪魔 (1) (まんがタイムKRコミックス)サジちゃんの病み日記 (1) (まんがタイムKRコミックス)
サジちゃんの病み日記 (1) (まんがタイムKRコミックス)

委員長のノゾミ

定期連載2話目の本作。先に出てきた橋口メロはホラーゲームをプレイし、本作に出てくる委員長の巽のぞみは怖い話の本を読んでいる。月1回の夜の見回りに東優斗を付き合わせるのぞみ。のぞみの思惑とは別に事態はあらぬ方向へ。果たして闇の中二人に襲いかかる出来事とは。
ぞんぞんしてきました。

がっこうぐらし!Blu-ray BOX <初回限定生産>
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しょうこセンセイ!

今月、一挙2本立ての本作。嬉しいといえば嬉しいのだが某打ち切り作品の影響の余波の気がしないでもない。来月からMAXは連載20作品になる(ただし1作品が来月最終回、他作品も去就が危ういものがある)が、キャパ25作品に対してまだ余裕はある。来月も何らかの作品が2本立てなどの変則構成が続くのかも。

1本目はしょうこ先生の就任祝いの歓迎会。どこぞの遠山りんみたいに酒癖の悪い余市先生、JKすぷらっしゅ!で見たことあるような引きこもりの化学の先生など変な教師揃いの中、しょうこ先生は色々と注文する。そんな中やってきた、生徒だがその居酒屋でバイトしている坂下が粋なメニューを出してくる。

2本目は1本目に出てきた宮城先生の実験室にお邪魔するしょうこ先生。母親から譲ってもらった白衣をネズミにかじられてしまう。宮城先生の開発した「モトニモドール」でもどうにもならないと悟ったしょうこ先生は裁縫道具を借りて、くまさんのマークを白衣の穴に縫い付けることでなんとか取り繕うとする。

ちょっといっぱい! (3) (まんがタイムKR フォワードコミックス)
ちょっといっぱい! (3) (まんがタイムKR フォワードコミックス)ちょっといっぱい!  (4) (まんがタイムKR フォワードコミックス)
ちょっといっぱい! (4) (まんがタイムKR フォワードコミックス)
(宣伝:「ちょっといっぱい!」今月24日発売のまんがタイムきららフォワードで表紙、また単行本4巻が2018年11月12日発売予定)

こみっくがーるず


来月号きららMAXの表紙&巻頭カラーの本作。
相変わらず「プリティ☆プロジェクト」のコミカライズ企画漫画のコンペの応募作品がゴミな出来のかおす先生。何度も編沢さんにダメ出しを食らうが、最後に通った案はよりによって琉姫をモデルにした「たのしいるかにゃん一家(仮)」という色々な意味でかおす先生の限界点を突き詰めたインパクトだけは強烈なものだった。そして上記の状態となったわけである。

最終的に(企画側も選びきれなかったのかそもそも応募数が少なかったのか邪推してしまうが)企画3枠の中の1枠に選ばれたかおす先生の作品。本人も朗報を信じられないようで──
しかし実際の漫画雑誌の編集はこんなに甘くない。避けては通れぬ現実がきららでもこの先待っている。

こみっくがーるず 第6巻 (初回生産限定) [Blu-ray]
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ももいろジャンキー

2018年11月27日に待望の単行本1巻発売予定。夏休みが終わり、新学期早々欠席の由比ヶ浜美耶。海に行ったはいいがももを迷子にしてしまい美耶を叱ったことを気にしているのでは、と心配する竜子。とりあえず様子を見にお見舞いに行く茅ヶ崎はなとももの姉妹であったが……
単なる風邪のようで、他の友達から預かったお見舞い品を美耶に渡すことに。しかし美耶が一番嬉しかったのはやはりももが渡した──
あと美耶の親父の目つきが娘並みに怖い(きらら漫画の男キャラはだいたいこういう傾向にあるようで)。

ももいろジャンキー (1) (まんがタイムKRコミックス)
ももいろジャンキー (1) (まんがタイムKRコミックス)

死にたがりさんと死神さま

2018年6月~8月号掲載「つばめしーく!」以来の新作ゲスト作品1話目。ゆゆ式の櫟井唯に少し似ている厭世的な哲学を常に抱いている女子高生のめぐる。そんな彼女の眼の前に現れた幼女っぽいけど正真正銘の死神。理解が追いつかないめぐるに対し、デス子と名乗るその死神は下にある理由でめぐるを冥界に連れていくのを諦める代わりに、めぐるの楽しいことを見つけてあげようと提案するが……
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プリン…ねねっちと遠山りん…うっ頭が


ロマンシング サガ -Minstrel Song-
ロマンシング サガ -Minstrel Song-

合体アイドル!スノウちゃん

前回生徒会長に、スノウをしていることを看破された杏。杏はその事実を黙りつつ、次作る曲はみんなで作詞しようと提案する。
今回、普段作詞をしている彩愛だけでなくみんなの意見を出し合いみんなの心が一つにまとまってこそいい曲が生み出される。とはいえ、それぞれの想いを詰めた結果、どのような曲ができるのかは彩愛の腕にかかっているのであった。色々と議論した末、今度の曲はみんなにとって色々と特別な曲になりそうだが、期待はあらゆる苦悩の(以下略

合体アイドル! スノウちゃん (1) (まんがタイムKRコミックス)
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